最新の記事
カテゴリ
以前の記事
myHP&Ranking
ブログ主HP『土食いとボク』 応援よろしくお願いします 花と緑の仕事人 苔玉師匠/苔玉・ガーデニング 山椒は小粒でピリリと辛い ねこかい/カメラ・陶芸・苔 ふじやんの作品集とひとりごと 木工職人ふじやん/木工 自然木と共に自然体 ちゃあちゃん/木工房ふじやんオーナー アユバアの“幸せさがし” アユバア/水彩画家 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
おこんばんは('Д')/
GWも終わり、今日から新しい一週間が始まりましたが みなさん休みボケしとりませんか~? かくいうわたしは、何故かいつもより30分程早く目覚めたので 朝から夕方に朝風呂を楽しみ、家の回りを朝んぽしつつ深呼吸。 今日も相変わらず朝から暑いけど、深い青と真っ白な雲で飾られた、朝の空気が清々し~いっヽ(´ー`)ノ 朝の青空に伸びをしたなら、気持ちを切り替えバリッとスーツに身を包み 車の助手席に乗り込んで鼻唄を口ずさみながら優雅に出勤(´∀`)<♪ オフィスに着いて朝礼やらラジオ体操やら、朝の恒例メニューを終えると 先輩:じゅりさ~ん!家に携帯忘れたんで着いてきて~(´・ω・) 私 :先輩おっちょこちょい~、いいですよ!(わーいドライブドライブ!) 先輩の車の助手席に乗り込んで鼻唄を口ずさみつつ、無事先輩の携帯をゲット。 車内から見上げた空の雲が、めっちゃフワフワモカモカしとって柔らかそうやった~(*´∀`) さて、これから仕事か~うっし! と気合いを入れ直していると 先輩:ねーねー、この先にじゅりさんが好きそうな場所があるんやけど~ 私 :えー!なんですかそれ~? 先輩:行く? 私 :行く!! 入れ直したばかりだった気合いは崩れさり、到着したのがここ 大刀洗町平和記念館 ここは西日本における陸軍の航空拠点・大刀洗飛行場が存在していた 大正8年~昭和20年までを、航空史とともに紹介しています。 館内では、ここで造られていた様々な戦闘機の展示や解説がされていました。 追憶の部屋というホールでは、ボランティアの語り部さんによる 地元でおこった空襲を題材とした絵本や詩の朗読や 1945年3月27日に、この飛行場が空襲にあった時の事を題材にした シアター映像【大刀洗1945.3.27】の上映がされています。 語り部さんによる朗読は、1日2回しか行っていないそうですが ラッキーガールズなわたし達は、運よく朗読を聞くことが出来ました。 ボランティアとはいえプロ並の感情のこもった朗読に 熱くなる目頭を押さえ、涙を堪えるのに必死でした。 また、図書観覧コーナーでは、戦史や航空技術に関する書籍など この館に寄贈された貴重な蔵書を読む事ができます。 館内は基本的に撮影禁止だったので、画像はほとんどありませんが 世界で唯一現存するという零戦三二型という戦闘機は撮影可でしたので 画像と共に、紹介してみたいと思います。 この零戦三二型は、実際に戦場の空へ飛び立ったことのある戦闘機です。 しかし、上空でエンジンに支障をきたし、海へ墜落しました。 その時これを操縦していた方は、一命を取り留めたものの 再び戦場へ立ち、殉死なされたそうです。 海へ墜落したこの戦闘機は、1996年に博多湾から引き上げられ地元の人々の手によって、約1年かけて綺麗に洗浄され、復元されました。 これが引き上げられている時の写真と、戦闘機の翼のカケラの実物。 復元されたのは外装が主で、エンジン等の内部は、綺麗に残っていました。 50年以上も海の中で眠っていたにも関わらず、今にも動き出しそうな迫力。 館内には、この飛行場に携わった人々の遺影や遺品、そして 死を覚悟した兵士たちが、愛する家族へ残した遺書がズラリと展示されていました。 遺影には、名前と年齢、最期がどうであったかが記載されていました。 わたしは今26歳ですが、わたしよりも10も若い少年や わたしの弟と同じ、20~23くらいの青年の、魂のこもった 達筆な文字を見、読んでいると、言葉に出来ない感情で、胸が潰れそうでした。 またこの地域は、一発の弾丸で30名以上の児童が亡くなっています。 一発の弾丸で30名を越える児童が集団爆死した例は、全国では2件。 この地域・一ツ木(現・甘木市立立石小学校)と 米軍の艦砲射撃による、沖縄の児童だけだそうです。 『森へ逃げ込めば助かるから』と、必死の思いで小さな足で走り 空襲から逃れようと、罪のない幼い命たちは祈りました。 しかし、不運にも、一発の爆弾が、児童たちの逃げ込んだ頓田の森の 児童たちの頭上に落ち、そこにいたほとんどの尊い命が奪われました。 児童たちはみな、当時先生たちに教えられた通り、 全身を伏せ、両手で頭を覆った格好で亡くなっていたそうです。 戦争は、人の命や心 木や森や花や川 動物、魚、鳥 生きるものの全てを奪います。 地球は人間だけのものではないのに、国という線で別けて 別けた挙げ句に、国と国とでいがみ合い、競い合い、戦争を始める。 戦争は、誰が望んで始まったのだろう? 戦争は、何のために始まったんだろう? 答えは歴史の教科書に書いてあるけど、わたしが知りたいのはそんな事じゃない。 戦争が始まる前の、戦争を始めた人たちに会って、聞いてみたい。 本当は、当時の偉い人たちも、戦争なんかしたくなかったのかもしれない。 きっとそうだと信じたい。 毎日、安心して眠れるということ 空を眺めて、風を感じて、花を揺らして 笑って、歌って、跳んで 『また明日ね』って手を振って 『また明日』がくるって、普通に信じていること こんな事が、とても贅沢で、幸せなんだってこと。 それを噛み締めた一日でした。 わたしよりも幼い彼らが、命を賭けて守ったこの国 彼らが空の上で悲しまないように、誇れる国でありたいと、そう思いました 平和こそ宝・命こそ宝 この後、記念館の正面にあるレトロCafeにいってはしゃいんだんやけど、今日は真面目にシメたいので、この記事はまた明日にでも(´ー`)ゞ
by tutikui
| 2011-05-09 21:43
| 日々のできごと
|
ファン申請 |
||